フォトリアル建築・インテリアCGパースを不動産広告に。

[概要]デザイナーズ住宅のイメージを伝えるフォトリアルCG制作。その後の広告展開も。

デザイナーズハウスを手がける不動産デベロッパー。以前は施工後に写真を撮りチラシを作成して広告し販売する」という普通のスタイル。フォトリアルCGパースをイメージ写真として使い「今後は竣工前にプロジェクトを多方面にアピールし販売するスタイルに移行したい。」ということでイメージCG(パース)を制作することに。
イメージを損なわないように設計者や広告主と打ち合わせ。フォトリアルCGがいろいろな宣伝媒体に多面的に活用。



1.CADデータからフォトリアルな建築パース制作

[CGパース制作] 建築家の方から頂いたCADデータ、いただいた資料、写真を元に質感を設定し、リアルなものに仕上げます。
アングルについては、建築模型の写真を参考に、よりイメージが伝わるようなアングルを検討しました。正面のアングル、ルーフバルコニーのアングルなど3点を制作。

2.建築パース画像から折込チラシの制作、折り込みの手配

建築パース画像は、まず、完成前の物件案内パンフレットに利用。
完成前販売会の折込チラシも制作。チラシのデザイン、印刷、折込センターへの手配までやらせていただきました。完成前でしたが、多くの来場者を呼ぶことができました。

3.専用サイトの作成

折込チラシや不動産情報掲載誌だけの小さな画像だけでなく動きのあるWebサイトを制作することに。
まず、竣工前にCGのみのサイトをオープン
竣工後には竣工写真を載せて、グランドオープン

4.写真撮影

写真撮影後のレタッチ(色補正、修整)も担当しているため、現地写真撮影にも同行。完成引き渡しが、完成販売会ギリギリとなっていたため、チラシ印刷のスケジュールを考慮して、まだ施工中に撮影することに。施行中の箇所があり、天候も悪かったことから写真を広告に使うには、いくらかの修整が必要になることが予想されました。写真家の方と打ち合わせしながら、撮影を進めます。※今回はクライアント指定の写真家の方に撮影していただきました。マトリクスでも撮影を承ることができます。

5.写真のレタッチ

未完成な部分、汚れている部分など、 写真をレタッチ(加工、修整)します。また、綺麗に印刷できるように色調整を行います。リアルなCGを作るノウハウを利用して、完璧な写真合成加工を行います。また、印刷の特性を考慮しながら最適な色調整を行い画像を入稿します。

6.折り込みチラシの印刷、折り込みの手配

写真撮影(レタッチ)と平行して、チラシのデザインが進行。印刷工程へ。完成販売会当日に新聞へ折り込まるよう手配。建築および不動産の知識を持ち、物件の内容を理解したスタッフが、コピーライティングし、コンサルティング。クオリティの高い広告展開のために色校正も厳しい目でチェック。